＊今回特に専門用語連発です。どうもすみませんね（笑）＊

　またやりたくなったのでロマサガ３である。
　またしてもハリードを選び、「なおえのぶつな」などという主人公にあるまじき（苦笑）名をつけてみたりして。好きなんだよ、いいじゃんそのくらい（笑）。
　オープニングイベントなど手慣れたものだ。サクサク進めながらもすぐにパーティから強制的に外されてしまう奴は武器・防具を全てかっぱいで、適当な武器だけを与えておくという悪辣さ（笑）。ミカエルはエストックとロードアーマーをハリードに奪われ、武器はレイピア、防具は無しの状態で悪鬼戦を乗り切るのだ（爆笑）。
　さて、今回は誰を連れていこうかな。ってゆーかいつも男しか使わないんだけどさ。で、みんな得意武器「以外」のものを持たせて。お貴族様ツアーで全員フルーレ使いってのも美しいな。男のみで全員フルーレ。うひゃひゃひゃ。
　では序盤はウォードとシャールと、詩人あんまり使ってないから今回は詩人を入れよう。よし、４人で進むか。う〜ん、こんなゴツい奴らがフルーレ。美しいな、うひゃひゃひゃ。
　ってか、こんな文章読んでる人いるの？ロマサガ３やってなきゃさっぱりわかんないでしょ？わかりたいっていう奇特な人は、今さらスーファミ買ってみてください（笑）

　んで、ワタシがやってたら、姉も疼いてきたらしい。最近麻雀ゲーしかしてなかったクセに。ワタシが出掛けてる隙に『モニカではじめてみた（はーと）。何をかは、云わんでもわかるよね（はーと）』などとメールを送ってくる始末（笑）。
　モニカなどという非力さにかけては随一という主人公を選んだ姉の今回のコンセプトは、「非力な非力なオンナノコツアー」だそうだ。具体的には、サラ（ラスボス戦には使えないが）、タチアナ、妖精。あと、見つからないからノーラとユリアン。オンナノコツアーに何故ユリアンが入るかというと、
「かけおちを選んでおいて別れるなんてことできないわっ！」（姉・談）
「君は光　僕は影」なんだそうで（笑）。身分を超えた、ってヤツやね。

　そんなある日、事件は起こった。
　スーファミ本体の近くに投げ出していた足が（他のハードはラックに収納されているのだが、ＳＦだけ床に直接置いている）、ちょっと動いた拍子に本体に当たった。音で形容するならば、「こんっ」くらいのものであったろう。
　当たった途端「あ。」と思い本体に眼を遣る。と同時に、音がぴたりと止まる。嫌な予感。画面を見ると、真っ暗。
「遂に寿命かっ！」とりあえず電源オフ。
今プレイしてた部分はセーブした直後だしまぁいいサ。
「それにしたって、いきなり壊れたってことはないだろう」
電源オン。真っ暗なまま。
「まさか（汗）」オフ。
「がんばれスーファミ」オン。ただ乱れるばかりの画面。乱れるったってアッチの意味じゃないことは判ってるだろうが。いやいやワタシが錯乱し始めてる場合じゃない。
「うがっ！」オフ。「なんでやぁ〜？」オン。
反応を返さない画面。聞こえるのは空調の音だけ。
「うき〜〜〜〜っ！」カチカチカチカチ。

　ようやくＳＱＵＡＲＥの文字が出て、「ほぅっ」と溜息をひとつ。
Ａボタンを押してタイトル画面。
「さー、続き続き」
が。
　コンティニューにカーソルが合わない。十字キーで合わせようとしても『NEW　GAME』から動かない。
「もしやもしやもしや」いぶかしみながら『NEW　GAME』を選択。
「とりあえずオープニングイベント途中でセーブできるようになるから、そこまで行こう。そしたら、『もしや』を確認できるさ」
　サクサクＡボタンを押してセーブポイントに到着。セーブ画面を開く。
『未使用・未使用・未使用』
「ぐはぁっ！やはりかっっ！！」
　データは全て失われていた。
　原因が「本体に足が当たったこと」であるのか「電源のON・OFFを何度も繰り返したこと」であるのか、あるいはその両方か、それは判らない。わからないけれども、今私は、ロマサガ3を一からやり直している真っ最中だ。

ある日の出来事・了　07/August/1999